ここから41 定期列車
「11月7日生まれに悪い人はいない」
こう無自覚に言いつづけて41年。
ええまあ節目はいくつになってもうれしいものです。
人生たぶん後半に差し掛かっていますが、
「ここが起点」のつもりで新たな一年を刻みます。
文化的週末 定期列車
11月3日は文化の日。
学生の頃は文化祭で忙しく過ごしたものです。
今もこの季節になるとムズムズしますが…
今年は子守。
まず覚王山秋祭へ。
参道をゆく人々を見下ろすのが至福の喜び?
街路樹はすっかり赤く色づいていました。
次に栄のギャラリーチカシンで行われている
「平松博好93才 左手生活5年展」へ。
平松さんは元国鉄職員、リニア・鉄道館にもゆかりの深い方です。
5年前、88歳のときに脳出血で倒れ右半身不随と言語障害に。
それまで現役で仕事もし、海外旅行に出かけていた平松さんは
絶望感の中から色鉛筆を取り、ぬり絵の世界に没頭します。
塗り分けの正確さや繊細さ、年を重ねてもなおポジティブな姿勢に
見ているこちらも愉しくなってきます。
いつのまにかぬり絵を始めたことらと、それを見守る平松さん。
11月7日(水)まで栄のギャラリーチカシンで。入場無料です。
仕上げはシネマキャラバン。
移動式の野外映画会が名古屋初上陸でした。
酒とつまみで暖を取り、夕暮れを待ってフィルム上映。
お洒落で文化的な大人の空気が矢場公園を包んでいました。
子連れゆえ冒頭だけ見て帰宅。それでも満足な週末でした。