心の抽斗に災害への備えを 臨時列車

14時46分。1分間の黙祷を伝えました。音のない緊張の中、いろいろな感情が巻き起こりました。
『源石和輝!抽斗!特番 東日本大震災から10年 防災の抽斗!』ご清聴ありがとうございました。

名古屋大学特任教授新井伸夫さん(右)と
10年前のこと、10年間のこと、10年後のこと。被害を受けた場所や人、そして自分にできることに思いを寄せる時間になりました。そんな時間をあなたとともに過ごせたことをうれしく思います。
3時間「人の縁」で作った番組…それはまるであの日から10年の歩みのようでした。一人ひとりの記憶と経験に感謝です。
今後も必ずやってくる地震、津波、台風、豪雨、水害に私たちはどう対応すればいいのか。答えは一つではありません。その答えの数々を家族、地域、学校、職場の仲間たちと共有すること。それが命を守ることにつながるのではないでしょうか。ラジオの力は小さいですが、役割は決して小さくありません。
一歩一歩、伝えることに愚直に貪欲に。