1.11 ニュースファイル「真田幸村スーツ」 臨時列車
1月11日(月祝)の「ニュースファイル」は…
大河の主役「真田幸村スーツ」のお話。
ご当地、戦国、クラウドファンディング。
流行のキーワードから
日本のものづくりの可能性を探ります。
■安蒜豊三ニュースファイル
1月11日(月祝) 20:00-20:30
話を聞くのは大阪で三代にわたり紳士服製造に携わる
株式会社NFLの社長、川辺友之(かわべ・ともゆき)さん。
大阪城のお膝元、大坂の陣の舞台から繊維の街となった谷町で、
タキシードやフォーマルスーツの生産、販売を一貫して行っています。
のりかえ≫NFL公式サイト
川辺さんが着こなす真田幸村スーツは一見普通ですが…
チラリめくると「真田の赤備え」!
タグには旗印の六文銭と「不惜身命」の文字が!
ボタンにも六文銭の刻印。
袖ボタンも六連です!
襟にも赤を施したデザイン。
2014年、ネットを使った資金集め=クラウドファンディングで
開発費用を募ると予想を超える出資があり、同年末に商品化。
“現代の甲冑”として会社経営者を中心に人気を集めます。
幸村スーツの成功を受けて、愛知県の毛織メーカーと開発した
「織田信長スーツ」もクラウドファンディングを経て商品化。
ネットをきっかけに同業他社や他業種との交流が増え、
それがまた新たなアイデアを生み出してゆきます。
不況、生産拠点の国外移転、若い世代のスーツ離れ、少子化…
繊維業界をはじめものづくりを取り巻く状況は今なお厳しいですが、
アイデアと遊びごころと着眼点次第で打開できるヒントが、
これら「武将スーツ」には込められています。
詳しくは番組で!
■安蒜豊三ニュースファイル
1月11日(月祝) 20:00-20:30
写真提供:NFL