野球実況もこなすスーパー公務員がラストトーク 心残りは「食レポ」? 定期列車
三重県四日市市の魅力を毎週多角的に伝える『1.2.3四日市メガリージョン!!2』(日曜19:30-20:00)。 番組に欠かせない存在だった四日市市シティプロモーション部の水谷留尉(るい)さんが昇格人事に伴い、4月14日の放送でマイクを離れることになった。
ゆるキャラ「こにゅうどうくん」プロデューサーも人事異動には勝てず?
2016年の「四日市あすなろう鉄道館」(『源石和輝音楽博覧会』に内包)、17年の「四日市こにゅうどうくん館」(同)、18年の『1.2.3四日市メガリージョン!!』、そして19年4月7日にスタートしたばかりの『1.2.3四日市メガリージョン!!2』と足かけ4年にわたって出演した水谷さん。下の名前から「ルイさん」と親しまれ、市のマスコットキャラクター「こにゅうどうくん」の通訳兼プロデューサーで培った軽妙なトークと体当たりの取材力で番組を牽引してきた。4月の人事異動でシティプロモーション部観光交流課から同部付に「昇格」。仕事を広く見渡す必要が生じたことから今回の決断となった。
「公務員の概念を変えるパーソナリティ性」プロが惜しんだその才能
「本音を言うと…もっとやりたいですね」。まだ番組への愛着が残るルイさんに対し、相方を務める源石和輝アナは「公務員の概念を変えるほどのパーソナリティ性と、野球実況もこなせる瞬発力が持ち味でした。あとは食レポ(=グルメレポート)の苦手意識さえ克服してくれれば」と冗談を交えて去るルイさんを惜しみ、番組での再会を誓った。後任は同日のゲストとして出演した観光交流課職員中村匡(まさし)さんが務める。ルイ先輩の手前かガチガチに緊張する中村さんが翌週以降どう「化ける」のか? 今後の番組から耳が離せない。