マンキツ志摩した。 定期列車
夢の超特急展 定期列車
青空、白球、甲子園。 定期列車
この三言で高校球児の本塁打を表現したアナウンサーがいた。
もはや詩人の域である。
8月12日の大垣日大(岐阜)対藤代(茨城)。
初回の8点差をひっくり返し、12-10で勝った大垣日大。
途中登板の滝野投手の白い歯はベンチに笑顔を呼びおこし、
泣きじゃくる藤代ナインを鼓舞する女子マネージャーの微笑みは
どれだけドラッガーを読んだってできない最強のマネジメントだった。
二つの若い笑顔に泣かされた43歳手前の中年男がここにいる。