大阪鉄分補給旅(2) 定期列車
のりかえ≫大阪鉄分補給旅(1)
鉄道人道橋「赤川鉄橋」を渡り終えると、近くに住む学生時代の先輩に遭遇。
Twitterでつぶやいていたのをたまたま目にして駆けつけたとのこと。
数年ぶりの出会いに感謝しつつ、厚かましくも所用の車で次の目的地まで送ってもらいました。
阪堺電気軌道恵美須町駅。大阪と堺を結ぶ、府下唯一の路面電車です。
かつては南海電鉄の傘下にあったため…ではないでしょうが、
駅頭では南海ホークスのユニフォームを着たファンたちがオフ会を開いていました。
開業100周年。この車両も昭和3年製の古豪です。
吊掛モーターをうならせ切り取る下町の日常。一幅の画です。
新鋭の車両に乗り換えて大和川を渡り、堺市へ。
大阪市内とは打って変わって近代的な街並み。別の路線のようです。
大阪都構想の両輪は、これを見る限りなかなか対照的です。
終点浜寺駅前で見たペインティング車両。
ともに100周年を迎えた東京都電との友好を示す、旧都電カラーです。
ある意味先取り?
車内は貸切で酒宴が…
豊橋鉄道のおでんしゃを思い出しました。
のりつぎ≫大阪鉄分補給旅(3)
大阪鉄分補給旅(1) 定期列車
2011年12月4日。同窓会の折、故郷大阪で鉄分補給してきました。
梅田から“ソウルトレイン”阪急電車で淡路へ。
ハイソなイメージの阪急にあって、ここと十三の醸し出す雰囲気は別格です。
商店街から見えるのは観光列車「京とれいん」。
乗りたい気持ちを抑え、アーケードを抜けます。
周りに気いつけて歩くこと15分。
淀川に架かる長い橋が見えてきました。
一見何の変哲もない鉄橋ですが…
複線分の右側が鉄道橋、左側が人道橋という変わりダネ。
通称「赤川鉄橋」はJRの貨物専用線のために作られたもので、
余った単線分の敷地を地元住民に開放するというまさに「人道的」配慮。
歩く人、走る人、自転車の人、ベビーカーの人、運動の人、練習の人が頻繁に行き交っていました。
鉄橋といいながら、人道部分は木でできているのがポイント。
昼下がりの陽光に、梅田のビル群がキラキラしていました。
あいにく列車とはすれ違いませんでしたが、なかなか見られない景色に大満足です。
淀川を歩いて渡るのは初めてのこと。
旅客化、複線化の工事も進んでおり、この光景が見られるのはそう長くはないようです。
のりつぎ≫大阪鉄分補給旅(2)
四十二歳の春だから 定期列車
節分なのだ。接吻ではないのだ。
本厄なのだ。蒟蒻ではないのだ。
マキ寿司はママが作ったのだ。
蒟蒻は入ってないのだ。
鰯の頭はちんちんじゃないのだ。
ハジメはムスコの名前じゃないのだ。
前厄に続いて笠寺に行ったのだ。
雪が降るほど寒いから行列は反対の賛成なのだ。
でも恵方の去年と違って行列はなかったのだ。
青鬼市長も赤鬼知事も来なかったのだ。
センキョはなかったのだ。
みんなゲンキンなのだ。
それにしても節分が立春の前夜祭なのに、
節分の前夜祭はなんだか不思議なのだ。
顔がやたら白いのはなんだか不気味なのだ。
翌朝のモルゲン!!は鬼になったのだ。
内なる鬼を追い出そうと思ったが、
番組がつまらなくなるのでやめたのだ。
だから心を鬼にするのだ。
これでいいのだ。