「ウルトラマン・アート!」展 どうってこともないけどさ・・・
夏休みの帰省の際、埼玉県立近代美術館で開催中の企画展『ウルトラマン・アート!時代と創造 ウルトラマン&ウルトラセブン』に、すっかりウルトラマニアになってしまった息子と行ってきました。
この企画展は、「ウルトラマンや怪獣のデザイン画のほか、立体の造形物、撮影当時の貴重な記録写真、怪獣フィギュアなど約400点の展示を通して、『ウルトラマン』と『ウルトラセブン』の世界をアートの視点から検証する。」というもの。
テレビの美術番組で見て以来、是非見てみたいと思っていました。
まず、入場すると撮影可能エリア。ウルトラマンやバルタン星人のスーツや、科特隊のビートルの精巧なモデルがお出迎え。
さらに進むと、ウルトラセブンの世界へ。背後にビラ星人の気配が・・・・・。
おおっ!!! そこにいらっしゃるのは、セブン様ではございませんか!
あなたとともに戦うことが夢でした。僕はモロボシ・ダンになりたかった。
そして、メトロン星人とちゃぶ台越しに対峙するあの名シーンを体験できるのです。
「君たちの計画は全て暴露された。おとなしく降伏しろ」
地球人の相互不信を煽り、自滅させようとしたメトロン星人。
今、現実の世界は彼らの思うようになってはいないか?
この他、撮影に使われたゴモラの頭部や、科特隊・ウルトラ警備隊の制服、台本など貴重な品々が見られます。また、怪獣・星人のデザイン画を見ると、あらためて「芸術」であることを実感できます。当時の新進気鋭のクリエイターたちの情熱が伝わります。そして、CGではない手作りの造形を手掛けた職人技の一端にも触れられます。
この企画展「ウルトラマン・アート!」は、 埼玉県立近代美術館(北浦和駅から3分) ~09/02まで。そして高松市美術館では、2012/09/15~10/28開催ですから、首都圏や四国旅行の予定に組み込んでみてはいかがでしょうか。
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