ナニワ一人旅② どうってこともないけどさ・・・
若者でにぎわう心斎橋をあとにして、新世界へ。
夕方、そろそろ一杯やってもいい時間。歩き回って汗をかいた体に、ビールを補給してあげたい。
コテコテな感じで、串揚げ屋さんのオンパレード。
それもいいんだけれど、揚げ物ガッツリという胃の状態ではない。
また観光客の家族連れやグループでにぎわう店での独り呑みは、なんだか寂しくなりそう。
そこで、メインの通りから外れてみると、
清潔そうな暖簾、今日のおすすめの肴が書かれたホワイトボードにつられて入店。
古いが掃除が行き届いた店内、コの字のカウンターのなかで、
大将と若い衆がきびきびと動いている。
鯵と自家製焼豚を注文。良心的な値段と味、マジメな店だ。
テレビの音も控えめで、つまらんBGMなどないのが、ここちいい。
地元の常連さんたちが、次々と来店してはカウンターが埋まっていく。
入ってきた常連さんと、待ち受けていた常連さんたちとの会話が、そのまま新喜劇。
あまりのおもしろさにクスクス笑っていると「どこから?」と会話が始まった。
何気ない世間話をしているうちに、心がほぐれていくような気がした。
この店にたどりついたのが、今日一番の収穫。おおきに。
いつか息子を連れてきますと、優しき常連さんたちに別れをつげた。 つづく。
ナニワ一人旅① どうってこともないけどさ・・・
1週間の夏休みをいただきました。
「さーて、何をしようか?どこへ行こうか?」 問いかけても反応なし。
家族はそれぞれの予定があり、結局これまであまり出かけなかった大阪へ。
リュックにサンダル履きの気楽な1泊2日のオヤジ一人旅。
まずは定番中の定番。なんば花月で吉本生体験。
夏休みということもあり、子連れが多い。
ベテラン勢の中には、よく言えば「余裕」、悪く言えば「流している」芸人さんも。
もちろん「さすが!!」の芸人さんには、プロフェッショナルを感じる。
若手のいきおいが気持ちいい。 新喜劇も堪能。
「名物カレー」で腹ごしらえ。見かけはドライカレーだが、さにあらず。
トロッとした口当たりのあと、適度なスパイシー感。地元らしい客から、多国籍観光客で満員。
心斎橋近辺をブラブラ。なんだかエネルギッシュ。東京の雑踏とは何かが違う気がした。
若者が行き交うなかにいると、居場所を変えようと思った。
さて、どこへ行こうか? 次回に続く。
早く来い来いレゴランド どうってこともないけどさ・・・
5月17日の中日新聞で、金城ふ頭に計画中のレゴランド開業が2016年3月が有力と報道されました。
そこで、2008年に家族で訪れたドイツのレゴランドの写真で、期待感を持っていただきましょう。
ギュンツブルグという小さい町の郊外。8月の平日、行列に並ぶこともなくゆったり入場。
レゴランドですから、ここにあるオブジェの多くが、レゴブロックで組み立ててられています。
土台とか芯までかは不明ですが・・・。
ジェットコースターもレゴブロック製? ないない、ありえない。
ノイシュバンシュタイン城、ベルリンなど世界の有名な街並みや、名所もレゴ仕立て。
ミニチュアながら、人々の日々の営みが感じられるほど。
もちろん日本の風景もありましたよ。
また空港では人間くらいの大きさの旅客機が動いていたり、消防車が放水したり。
車に乗ってジャングルをめぐると、やはりレゴアニマルたちのお出迎え。
ごく一部ですが、ご覧いただきました。
このようなオブジェだけでなく、乗り物もたくさんありましたが、
「絶叫マシン」というほどのものはなく、
老若男女幅広い世代がのんびりと楽しめるテーマパークでした。
2016年が楽しみです。 乞う、ご期待!