続・開かずの踏切 定期列車
のりかえ≫開かずの踏切
6月30日で姿を消す神宮前の踏切。
消えゆく音風景を残したい!
再び現地に出かけました。
正確には名鉄側が「神宮前1号踏切」。
JR側が「御田(みた)踏切」といいます。
両者併せて8本の線路を横断するのは至難の業。
中央部にはこんな表示が。
歩行者、自転車、ベビーカーは狭い待避所で列車をやり過ごしますが…
クルマは一気に渡り切らなくてはいけません。
計ったところチャンスは1時間にわずか9分、1回当たり最大50秒!
昼間でも50分以上は「開かずの踏切」なのです。
名鉄、JR双方の係員がハンドルを回してワイヤ式の遮断機を操作。
人の流れやダイヤの乱れに対応するためにも、最終的には人の感覚なんですね。
このような踏切は東海地方ではここだけとか。それも6月30日が最終日。
それ以降は写真後方の歩道橋などを利用することになります。
人とクルマと列車が織りなす、都心最後の音風景。
7月2日(月)の「源石和輝モルゲン!!」でご紹介するほか、
9月放送予定の全国ネット番組「録音風物誌」でも取り上げます。
放送日が近づいたら改めてご案内します。