月30本 定期列車
今月読んだニュースが30本に!
こんなペースは新人以来です。
アナウンサーの基本中の基本、定時ニュース。
帯番組担当時代は3年間つかなかったこともありました。
のりかえ≫3年ぶりの定時ニュース
読まないと下手になりますし、読んでもすぐには上手くなりません。
ギタリストが絶えずギターを触ってなきゃいけない、そんな感じです。
それでも日々読んでいるうちに、微妙な抜きどころを見つけました。
余分な力は聴く側にも余分な負担を与えるものと気づきました。
気づくのに21年もかかったかと思うと情けないですが、
それだけ到達点や正解がないともいえます。
それがニュースの奥深さです。
数をこなしても肉体は衰えます。発声や滑舌も衰えます。
技術と体力の損益分岐点の上に、ニュースの真髄は存在します。
だからいつまでも思い続けることでしょう。「上手くなりたい!」と。
30本目最後のニュースは「日本一早い終電の駅」廃止。
のりかえ≫これも何かのご縁です。