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ゲンカレチ 専務車掌 源石和輝

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真打登場! 定期列車

講談師の神田京子さんがこのほど真打に昇進


名古屋でも昇進披露が行われました。


場所は名古屋駅前のシネマスコーレ。
濃くて自由なスポットです。


「花と蛇」のような色香と、
「デンデケ」ならぬペンペケの音を携え真打登場!

満員の客席に凛とした声が響き渡ります。


京子さんとの出会いは2006年、前座から二つ目に昇進したあたり。
当時担当していた昼番組「美味時間」に出演したのがご縁の始まり。
全国に100人ほど、落語家より少ない講談師に会うのもこれが初めてでした。

「流し仁輪加」で知られる岐阜県美濃市出身
アナウンサーを目指して上京後講談に出会い、二代目神田山陽に入門。
アナウンサーの原型が講談にあることをこのとき初めて知りました。
「見てきたように 物を言い」聴く者の脳裏に絵を描くことは確かに共通点。
口伝の話をそらんじるのと原稿を読むという相違点もありますが。


その後、公演で名古屋を訪れるたび番組に出演していただきました。
のりかえ≫モルゲン!! 2013年9月6日
のりかえ≫モルゲン!! 2013年12月20日
カフェの一角で1年間公演したり、ジャズとコラボしたり。
その芸風はいつも“攻めて”います。


極めつけは2012年。
東海ラジオの番組「よみがえる話芸 節談説教」の語り部に抜擢され、
この作品が芸術祭大賞を受賞したこと。
講談や落語のさらに源流をたどると節談説教に行き着きます。

源流への旅を終えたところに現れた真打昇進の話。
その感慨深さを少しばかり口上に籠めました。


お姫様だっこ“されている”のが桑原さん

夫は詩人の桑原滝弥さん
ゲストとして司会として、晴れの席を大いに盛り上げました。
源石と同い年、配偶者が岐阜出身の喋り手という共通項も。
まぁいろいろ大変ですよね(同意)


講談師も詩人もアナウンサーも言葉が生業。
言葉を掘り起こし、言葉を紡ぎ出し、言霊を宿らせるのが仕事。
美濃ゆかりの仏師円空が木の中から仏を彫り出したように、
人の営みから言霊を彫り出す…そんな役割が課せられています。


真打になれば弟子を取ることができます。
それは次なる使命を帯びたということ。

話芸を次代に引き継ぐ。

真打昇進から感じたのはただならぬ“重さ”です。
その重さを噛み締め、型を破り、また新たな芸を築く。
神田京子師匠のこれからが楽しみです。


歴史的瞬間に立ち会えたことに感謝。
真打昇進披露はまだまだ続きます! ≫詳細
のりつぎ≫2015年1月にも今池で披露興行

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