続・名鉄全線完乗への道(1) 定期列車
きっかけはこの切符。
1年半ぶりに名鉄全線完乗計画が動き出す。
のりかえ≫前回は2012年初夏
平安通1213(上飯田1215)→1247犬山 普通
1月18日土曜、旅の始まりは小牧線。
地下鉄平安通駅から上飯田経由で乗り入れる。
地下鉄なのにクロスシートがいつもうれしい。
2005年廃止された小牧のピーチライナー。
橋脚がまだ残る。小牧原で。
犬山1251→1310新可児 普通
犬山からは広見線。新可児で系統が分かれる。
新可児1314→1325御嵩 普通
ここからはバスのようなワンマン区間。経営は厳しい。
2両編成の列車が30分サイクルで往復する。
2001年廃止の八百津線が分岐した明智駅を過ぎ…
勾配をぐいぐい上がって御嵩着。
2009年に団体パノラマカーで往復して以来。
あのときは乗ったまま引き返したが今回は初めて降りる。
「乗って残そう 広見線」の幟を一瞥してすぐ引き返す。
御嵩1329→新可児1340 普通
新可児1344→1404犬山 普通
かつて御嵩から名古屋方面に直通した列車も今はない。
新可児駅には中間改札すらある。同じ線区とは思えない。
来た道を引き返すと旅の緊張感が緩む。
窓の日差しもぽかぽか。「寝る鉄」も悪くない。
犬山1410→1439名鉄岐阜 急行
この旅初の優等列車。ただし新那加からは普通列車。
名鉄は途中駅で種別の変わる列車が多い。
乗り鉄には醍醐味だが、利用者は注意が要る。
2000年まで道路併用橋だった犬山橋で、
赤い車体に桜の花をあしらった列車とすれ違う。
「SAKURAとれいん」という受験生応援車両だ。
折りしもセンター試験初日。蔭ながら武運を祈る。
名鉄岐阜。地平の各務原線ホームに着く。
左の車両が憩うのは2005年廃止の美濃町線直通ホーム跡。
この十数年で名鉄の路線も車両もずいぶん変わった。
名鉄岐阜1448→ 快速特急
列車は100キロ先の豊橋まで行く。
手持ちの切符ならどこまでも乗れるが…
のりつぎ≫残る未乗区間は二つ