ドイツチェコ小盛源旅行(5) 定期列車
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プラハの夜は長い。
日が暮れるのが早いからだ。15時過ぎると暗い。
鉄路はるばる到着したプラハ中央駅で両替手数料19%に驚き、
近場のホテルへのタクシー料金が不当に高いことに驚き、
近場のくせに乗り換えが必要な地下鉄の不便さに驚く。
クリスマス。駅頭の寂しさとは裏腹に混雑する地下鉄に驚き、
キュビズム建築の影響を受けたホームのデザインに驚き、
繁華街のど真ん中にあるホテルがメゾネットであることに驚く。
ニュルンベルクでは昨日終わったクリスマスマーケットが
プラハではまだ続いていることに驚き、
50mに一軒の割合で両替所があることに驚き、
手数料が三割以上と駅よりも高かったことに驚き、
手数料ゼロを謳っていてもレートがべらぼうに悪いことに驚き、
店でユーロを使うとおつりが現地通貨コルナで返ってくるのに驚く。
プラハに着いて以来、驚いてばかりだ。
驚きはまだ終わらない。
トゥルデルニーク(トゥルドロ)という巨大チュロスや、
太くて辛いソーセージ【写真右下/ピクルスと一緒に】
飲んだビールはなんとアルコール13%!!
「ウ・フレクー」という創業1499年の老舗ビアホール。
痛飲していると向かいのロシア人3人組に声をかけられた。
そういえば案内所でもらった地下鉄路線図もロシア語表記。
プラハではロシア人ということになっているらしい。
もはや驚く要素はなくなった。ビールが進む。
のりつぎ≫橋を遊び城に登る