ドイツチェコ小盛源旅行(3) 定期列車
先発≫旅の始まりはこちら
12月24日。クリスマスイブのニュルンベルクを歩く。
誰?この人。
街に慣れると交通機関にも慣れてくる。
一駅分でも地下鉄に乗ったほうが子連れには便利。
そんなことも分かってくる。そもそもことらは鉄道好き。
慣れない交通機関が出てきても怯まない。
観光用の郵便馬車の蹄が石畳に響く。
慣れたとはいえクリスマスマーケットは愉しい。
ドイツ語では「クリストキンドルマルクト」というのだが…
その「クリストキンドル」=天使がこの人。
出国前「現地で会えるといいね」と家族で話していたのだが、
普通にシュトーレン(ケーキ)を売る屋台にいてビックリ。
平服ゆえ言われなければ分からなかった。しかし別嬪。
マルクトはこの日の14時で終了。街も一気にひっそりする。
あとは各家庭で静かにイブを迎えるのだ。
クリスマスツリーを生木で抱える人たちも家路を急ぐ。
我々もそれに倣い、食材を買ってホテルで過ごす。
ニュルンベルクは玩具の製造も盛ん。
妻が買ったくるみ割り人形やキャンドルスタンドも並べてみる。
シリーズ「源石、世界の牡蠣を食す」。
イイダコ、イカ、エビと酢漬けにしたものをマルクトで買う。
久々の魚介類。豚肉に慣れた舌には新鮮だ。
グリューワインも回ってきた。早めに床に就く。
のりつぎ≫プラハへの汽車旅